継承と永代供養墓の存在

このご時世、多くの若者がお墓のことについて真剣に考えなくなってしまい、人任せにしてしまっていることがあります。
お墓というのはある意味でご先祖様の住居なのですから、自分の家選びと同じ感覚で探すようにしましょう。 お墓の使用権者が亡くなってしまった歳には、お墓を引き継ぐ必要がありこのことを「承継」と呼んでいます。
お墓は民法に規定されている「祭祀財産」という性格であり、本人が指定するか「慣習により」定め家庭裁判所が決することとなります。

 

民営お墓では、無縁化を避けるために「申請者方式」と言って、裁判所の判断に委ねる方式をとるケースが増えてきています。
このような社会的変化に対応して、有期限墓地や承継者がいなかったとしても墓地が継続する限り存続する永代供養墓もあります。
戦前の家族制度が崩壊し、家族形態が多様化してきた為に、お墓の継承は最近では複雑な問題となっています。
子供を授かっていないことから、承継者がいないというケースも出てきているのです。



継承と永代供養墓の存在ブログ:2019/11/24

ミーは高校を卒業した後、
故郷を離れ東京の専門学校へ4年間通い、
両親の仕送りを受けながら、
一人暮らしをさせてもらっていました。

田舎から一人で東京に出てきて、
右も左もわからず学校の入学式を迎え、
もちろん、一人も友人、知り合いなんていません。

そんな不安な中、
東京在住のA君という友人と仲良くなり、
実家へ遊びに行ってはご飯をごちそうになったり、
時にはそのまま泊まって行ったりし、
なんとなく東京での生活も慣れてきました。

学校での昼食は
連日のようにA君と学食で食べていたのですが、
1ヶ月くらいが過ぎた頃…

A君が
「ミー、1日後からママに弁当作ってもらうわ」
と言いました。

ミーは、
入学してから連日のようにA君と学食に行っていたので、
なんとなく寂しい感じをしましたが、
「じゃあ、俺は他の子達と学食に行くよ」
と言いました。

すると、A君が思いもよらぬことを言いました。
「お前の分もミーのママが作ってくれるみたいだから、
一緒に持ってくるわ」
と言ってくれました。

しかし、さすがにミーは申し訳ないと思い、
一度は遠慮したのですが、改めてその日A君のママから、

「一つ作るより二つ作る方が弁当は作りやすいから、
遠慮しないでいいんだよ。何か嫌いな物ある?」
と言われ、

欠かさずミーは遠慮もせず、
「レバー」(苦笑い)と言いました。

その会話により、
次の日から連日A君は、
ミーのために弁当を二つ持ち帰りしてくれました。

そうして4年間、
ミーはA君のママに連日弁当を作ってもらい、
そしてK君に持ち帰りしてもらう…
なんとも考えられないような人の好意によって
栄養を欠かさない食生活をおくらせてもらいました。